【限定3台】部品の在庫が少しだけ確保できました。実に2年ぶりの出品となります。
QUAD33のオーバーホール＆モディファイを行います。これまで5年以上行っており、過去100台以上の実績があります。前提として、QUAD33は発売から50年以上が経過しており、現存するオリジナルの個体は例外なく部品の劣化によって本来の音ではなくなっています。
QUAD33を好んでいる方の音質の評価は、ナローで耳に優しい音だという意見が圧倒的に多いです。これはまったく見当はずれの感想ではありませんが、オーバーホール後の評価は一変します。クリアで力強く、そして優しい音だというのが多くの方の評価です。オーバーホール後の音を聴き、以前の音を振り返ると、眠たくぼやけた音だった、という方がとても多いです。
オーバーホールのメニューは、随時パーツの見直しを行っています。以下がオーバーホール内容です。
【オーバーホール内容】・電源の16V化 → QUAD33は10Vで駆動するように設計されていますが、これを16Vに変更します。この変更によって電源が安定し、鳴りがとても良くなります。・16V化に合わせたパーツの容量変更、抵抗値変更 → 16V化を行っただけでは回路のポテンシャルを活かしきれないので、コンデンサや抵抗も16Vに相応しい値に変更を行います。・電解コンデンサの全交換→ オリジナルの電解コンデンサはすべて劣化しているので、新品の部品に交換します。交換にあたっては、これまで国産のMUSE等高級オーディオ用のものを試したりしましたが、オリジナルメーカーであるROE、Philipsの相性がいいと分かったので、これらを使用します。・ポット洗浄 → ポットに使われているグリスが硬化をし、音質劣化につながっている場合が多いので、バランスポットを分解して洗浄します。・トランジスタ交換 → 基盤に使われているトランジスタを、新品の互換性のあるものに全て交換をいたします。合計、40以上の部品交換を行います。
併せて、下記のオプションも希望を承ります。
【オプションメニュー】・ケーブル製作 DIN5ピン(オス)、DIN4ピン(オス)、RCAプラグ(オス) MOGAMIのシールドケーブルを用いて4,500円/1mで制作いたします。（追加は+50cmにつき500円）・Phonoボードのトランジスタ交換×4 3,000円・ランプ電球交換 3,000円・パワーアンプ303のオーバーホール 40,000円 - 12V化、バイアス調整。納期は+1か月となります。・出力レベルダウン 3,000円 個体によってボリュームが大きすぎる場合に、QUADの推奨する方法で出力レベルをややさげ、調整しやすくします。・その他故障個所の修理（要見積）
【取引の流れ】落札後、指定の住所まで元払いにてアンプをお送りください。併せて、オプションメニューの有無をお知らせください。アンプの到着後、返送の目安とともに入金いただく金額をご連絡差し上げます。およそ、受け取り後の点検まで2～3週間、修理完了のお戻しまで最長1.5～2か月程度を見てください。修理完了後、着払いにてアンプをお送りいたします。もしも故障があった場合のオーダーで、作業過程において修理不能と判断した場合は、アンプを元払いにてお返しするとともに返金させていただきます。
【アフターケアについて】修理完了後、もしも故障が発生した場合は、半年間無償で再修理を行います。取引後に、当方のメールアドレスをご連絡差し上げます。再修理はできるだけ最優先で対応いたしますが、返却の目安はその都度となります。往復の送料についてはご負担ください。

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